同棲解消の方法は?流れ・費用・すぐに入居できる物件を解説!
同棲解消を考えているとき、具体的に何をどうすれば良いのかで悩むところでしょう。
基本の方法を一度確認しておくと、同棲解消の流れなどがわかりやすくなり、新生活へとスムーズに移行できます。
そこで今回は、同棲解消の方法として、新生活に入るまでの流れと費用、すぐに入居できる物件を解説します。
同棲解消の方法は?新生活に入るまでの流れ
同棲解消の方法として、まずは新生活に入るまでの流れを確認したいところです。
基本の流れは、以下のとおりです。
資金の用意
後述するとおり、同棲解消にはいくらかの費用がかかります。
手元に十分な資金がないと、ほかの用意が終わっていても新生活には入れません。
まずは費用を確認し、資金を計画的に用意しましょう。
パートナーとの話し合い
資金の用意が終わったら、次はパートナーとの話し合いです。
同棲解消の意思を伝えつつ、今後の付き合いをどうするかなども話し合いましょう。
話し合いは、2人でゆっくり話せる環境でおこなうのがおすすめです。
2人ともがリラックスでき、人目を気にしなくて良いプライベートな場が望ましいといえます。
引っ越し先の賃貸物件契約
話し合いが終わり、同棲解消の方向で話がまとまったら、次は新居を探す段階へと入ります。
単身者向けの賃貸物件やシェアハウスなど、予算や希望の暮らし方などにあわせて新居を探しましょう。
このとき、パートナーが引っ越すエリアの周辺は、避けたほうが良いかもしれません。
同棲解消後に偶然出会うと気まずいように感じるなら、生活圏をずらすのがおすすめです。
引っ越しに向けた準備
同棲解消に向けては、引っ越しまでの生活費や退去費用の負担割合、現在の家具家電の処分方法などを決めなくてはなりません。
費用の負担割合や部屋の片付け方などでトラブルが起きないよう、2人でしっかり話し合いましょう。
同棲先からの退去手続き
同棲解消の流れのなかでは、今住んでいる物件の退去手続きをする必要があります。
具体的におこなうことは、大家さんや管理会社まで解約を通知するだけであり、内容自体は簡単です。
しかし、退去手続きには期限があり、一般的には退去日の1か月前までに通知しなくてはなりません。
通知の期限は物件によって異なるため、賃貸借契約書などで一度確認しましょう。
ライフラインなどの解約
引っ越しにあたっては、現在利用している電気や水道、ガスなどを解約する必要があります。
解約の手続きは、引っ越し日の数週間前に終えておくのが基本です。
引っ越しの実施
上記の流れがすべて終われば、あとは引っ越すのみです。
引っ越しのスケジュールを正式に決定し、自分で荷物を運べないときは業者を手配しましょう。
くわえて、新居へと運ぶものの荷造りや、引っ越し後の新生活の準備を進めます。
同棲解消にかかる費用
先述のとおり、同棲解消にはいくらかの費用がかかります。
金額は一概にいえませんが、1人あたり約40万円~80万円かかるのが目安です。
同棲解消にかかる費用の内訳は、以下のとおりです。
荷物の処分費用
荷物の処分費用は、同棲期間中に2人で使っていた家具や家電などを処分するときにかかるものです。
ゴミの回収に出せないものは、お金を払って処分業者に引き取ってもらう必要があります。
目安は約2万円~5万円で、1人あたりの負担額は約1万円~2.5万円と予想されます。
退去費用
退去費用は、借りていた賃貸物件から退去するときにかかるものです。
賃貸物件では退去時に原状回復があり、室内の状態に応じて清掃や修繕などの費用が請求されます。
目安は約5万円~8万円で、1人あたりの負担額は約2.5万円~4万円と予想されます。
引っ越し費用
引っ越し費用は、引っ越し業者に支払う料金などのことです。
目安は約2万円~4万円ですが、実際にいくらかかるかは、新居までの距離や荷物の量などで変わります。
そのため、具体的な金額は、引っ越し業者からの見積もりでよく確認しましょう。
また、同棲解消にともなう引っ越し費用は、2人で負担しあうものではありません。
自身の引っ越し費用を各自が全額負担する形となるため、資金計画を立てているときに注意しましょう。
なお、現在の自宅に同棲解消後もそのまま住み続ける方は、引っ越し費用が不要です。
入居費用
入居費用は、物件を借りるときにかかる敷金や礼金、仲介手数料などのことです。
金額は間取りやエリアなどで変わりますが、目安は約30万円~60万円です。
入居費用は比較的高額になりやすいため、物件を借りる段階でよく確認しましょう。
家具家電の購入費用
これまで使っていた家具家電を処分したり、パートナーに譲ったりしたら、新生活で使うものを買いそろえなくてはなりません。
家具家電の購入には、約7万円~10万円かかるのが目安です。
同棲解消の方法!すぐに入居できる物件
同棲解消にあたっては、新居への引っ越しを急ぐケースが想定されます。
入居者を募集している物件のなかには、すぐに入居できるものが一部あるため、引っ越しを急ぐときは活用してみましょう。
すぐに入居できる物件の特徴は、以下のとおりです。
即入居可の物件
新居へとすぐに移りたいときは、即入居可の物件を選ぶのがおすすめです。
物件の特徴は、契約の手続きが終わればすぐに入居できることです。
室内の修繕やクリーニングなどは終了済みであり、次の方がいつでも入居できる状態になっています。
また、すでに空室となっているため、内見も基本的にすぐ可能です。
現在の入居者の退去や修繕・クリーニングなどの終了を待つ必要がないため、引っ越しを急ぐときにはおすすめです。
入居までに必要な時間
即入居可の物件は、比較的早く借りられるものの、物件を見つけたり、内見を終えたりした段階ではまだ入居できません。
入居までには早くても数日、長ければ1~2週間かかります。
多少の時間がかかるのは、契約の手続きが必要だからです。
契約手続きの流れには審査があり、結果が出るまでに最短でも2~3日はかかります。
審査で見られているのは、物件を貸しても問題ない人物かどうかです。
審査を通過しないと、入居が叶わない点には注意が必要です。
また、即入居可といっても、ライフラインの契約は入居者側でおこないます。
必要な契約が終わっていないと、電気やガス、水道などが使えず、入居後の暮らしに支障が出かねません。
ライフラインの契約手続きが遅れたり、立ち会いのスケジュールがうまく合わなかったりすると、新生活にすぐ入れないおそれがあります。
スムーズに入居するためのポイント
即入居可の物件へとスムーズに入居するには、まず窓口となっている不動産会社まで、引っ越しを急いでいると伝えるのが有効です。
事情が伝われば、ほかの入居希望者より優先して手続きが進められる可能性があります。
また、引っ越しを急ぐなら、手続きに必要な書類や費用などを早めに用意しておくのがおすすめです。
必要書類には、身分証明書や収入証明書、住民票、印鑑証明書などがあります。
入居費用などとあわせて必要書類を用意しておくと、手続きがスムーズです。
まとめ
同棲解消の流れは、資金の用意やパートナーとの話し合いから始まり、次に新居探しや引っ越しに向けた準備、同棲先からの退去手続きなどをおこないます。
費用に関しては、荷物の処分・退去・引っ越しなどで出費が発生し、1人あたりの負担額は総額で約40万円~80万円となるのが目安です。
引っ越しを急ぐなら、新居には即入居可の物件がおすすめであり、契約手続きが終わればすぐに入居できます。

富士不動産 メディア編集部
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